10分前出社や始業前の掃除が義務なら時間外労働!?大船渡市等では知らずにサービス残業させられている?!

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Twitterの方で、少し盛り上がっていたものです。

 

新入社員お悩み相談所 出勤・退勤編1 朝はどれくらい早く行く?

 

ツイートの内容は、この内容について本気で言っているのであれば怖いというもので、そこで示されていた(画像としてアップされていた)内容を簡単にまとめると以下のようになると思います。

 

・始業の10分前には自席でコーヒーを飲んでいる程度の余裕を持って欲しい。

・始業の5分前に到着できないような人間は、お客様との約束時間に遅刻しないというのは無理。

・上司や経営者としては始業ギリギリに駆け込んでくるような社員は、仕事の段取りが悪く、余裕のない仕事をしていると感じる。

・始業より早く出社し、会社のマニュアルを読んだり、復習したりしていると将来に期待を持てる。

・女性ならばお茶くみをすると嬉しい。男性にお茶くみをされるより綺麗で華やかな女性に淹れてもらった方が嬉しい。

・綺麗で華やかというのが女性の特性。

・新入社員は足手まといでしかないので、お茶くみや雑事を率先してやることで周囲の評価も上がる。

 

デジセン商事というのは、ビジネスマナーやお悩み相談まで行っており、社会人を応援するコンテンツを発信している架空の会社のようです。

 

運営を行っているのは、株式会社デジタルセンス。

新入社員や若手社員向けの教育コンテンツや書籍の販売を行っている他、各種デジタルコンテンツの制作・販売を行っています。

 

ひとまず、女性にまつわる件ですが、これはセクハラを思わせる内容であり、仮にそうでなくても男女差別を想起させる内容になっていることから、これを新入社員や若手社員といった人々の教育、相談というふれこみで発信するのは、法制的に疑義が生じることはもちろん、職業倫理上感心できることではありません。

 

時代に取り残された、化石のような会社においては、そういった考え方がいまだにあるのかもしれませんが、そういった会社は、はっきり言えば、即刻退職した方が良いと言って差し支えのない、働く環境として劣悪な会社であると言えます。

 

また、出社に関してですが、これについてはグレーです。

▼目次▼

どこからが労働時間か分かっていますか?

気付いていますか?それは時間外労働ですよ?

大船渡市など気仙管内にはこういった違法行為を働く企業があまりに多い

いつものことですが、詳しいところには踏み込んでいません






 どこからが労働時間か分かっていますか?

 

昨今、長時間労働やいわゆるサービス残業と呼ばれる時間外労働分の賃金の不払い(割増分の有無を問わず)が問題になりますが、果たしてどれだけの人が自分の労働時間を適正に把握しているでしょうか。

 

厚生労働省のガイドラインによれば、

 

労働時間とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間のことをいい、使用者の明示又は黙示の指示により労働者が業務に従事する時間は労働時間に当たる。
そのため、次のアからウのような時間は、労働時間として扱わなければならないこと。
ただし、これら以外の時間についても、使用者の指揮命令下に置かれていると評価される時間については労働時間として取り扱うこと。

なお、労働時間に該当するか否かは、労働契約、就業規則、労働協約等の定めのいかんによらず、労働者の行為が使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができるか否かにより客観的に定まるものであること。

また、客観的に見て使用者の指揮命令下に置かれていると評価されるかどうかは、労働者の行為が使用者から義務づけられ、又はこれを余儀なくされていた等の状況の有無等から、個別具体的に判断されるものであること。

 

ア 使用者の指示により、就業を命じられた業務に必要な準備行為(着用を義務付けられた所定の服装への着替え等)や業務終了後の業務に関連した後始末(清掃等)を事業場内において行った時間

イ 使用者の指示があった場合には即時に業務に従事することを求められており、労働から離れることが保障されていない状態で待機等している時間(いわゆる「手待時間」)

ウ 参加することが業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示により業務に必要な学習等を行っていた時間

出展:労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置 に関するガイドライン

 

ざっくり言えば、

 

・使用者(雇い主等)の指揮や命令によって行われるものならば、着替えなどの準備、掃除、待機時間、学習時間なども労働時間としてカウントされる。

・労働時間としてカウントされるかどうかは、使用者による指揮や命令があったかどうかについて客観的に判断される(これについて労働契約、就業規則、労働協約等は関係ない)。

 

こういうことです。

そして、こういった基本的であり、最低限知っていなければならないことが、地方とりわけ田舎の中小企業では知られていない、あるいはないがしろにされていることが非常に多い。

 

これによって何が問題になるかと言うと、「サービス残業が自覚されない」ことです。

会社側もそれを管理できていない。あるいは放棄しているとさえ言える。

早い話が、あたかも奴隷がごとく都合良く使われることになる可能性があることです。




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 気付いていますか?それは時間外労働ですよ?

冒頭のデジセン商事のコンテンツについての話に、前項を照らし合わせると、出社の件が何故グレーなのか分かると思います。

 

・始業の10分前には自席でコーヒーを飲んでいる程度の余裕を持って欲しい。

・始業の5分前に到着できないような人間は、お客様との約束時間に遅刻しないというのは無理。

・始業より早く出社し、会社のマニュアルを読んだり、復習したりしていると将来に期待を持てる。

 

この例文では、あくまで強制はしておらず、心理的に圧迫を加えているだけですが、現実問題として、仮にこの5分前出勤、10分前出勤が指示されたり、始業時間前の学習が指示されたならば、それは時間外労働です。

 

細かいようですが、たとえ5分でもそれが毎日積み重なれば、完全週休二日制の会社であっても月間100分の時間外労働になるわけです。

パート社員などにおいては、時給で働いている都合上、その重さが理解しやすいのではないでしょうか。

 

地方とりわけ田舎の中小企業では、始業時間前に掃除や朝礼を行うような企業もあると思いますが、それも時間外労働ですし、着替えについても時間外労働の対象になります。

 

本来、企業側は就業時間に関して、こういった時間も含めてその設計をする義務があるのですが、「掃除や着替えなどを労働と思う人間は少ない」といったような心理に甘えるかのように、そういった設計をしていないばかりか、デジセン商事の文章にあるような、勝手な理屈で誘導し、その時間外労働をごまかしています。

 

そして、これに対して賃金が払われているケースがほとんどありません。

 

当然ですが、これは違法行為であり、処罰の対象になり得ます。

 

電通や三菱電機、朝日新聞社、エイベックス、パナソニック、HISなど大手企業ばかりがニュースに取り上げられますが、こういった違法行為を働いている企業は、現実には非常に多いわけです。

 

雇用する以上、企業側にはこの労働法制を守る義務があるわけですが、そういった意識すら低いのが今の日本の惨状を作ってしまっています。

 

そういった状況下では、労働者側が自衛するしかないのが悲しいところで、こういった時間外労働を記録するなどして労基署に駆け込むか、そういった企業を辞めるしかありません。

 

このような行為に後ろめたさを感じる人も少なくないと思いますが、「ダメなことはダメ」「違法行為は違法行為」と断じる人が少なかったことも今の惨状を作った要因の一つと言えるわけです。

 

ですので、このような違法行為があった場合、労働者は逐一労基署に相談する必要がありますし、そうしていかないと労働環境は改善されていきません。

 

これは、本来経営者が自分で把握し、改善を行っていかなければならないのですが、悲しいことに、労働法制についてしっかりと理解している経営者が少ないのが現実であり、そういった経営者は現実に罰せられることでしか理解しないのです。そのため、ためらわず、ダメなことはダメなのだと労働者側が行動することが必要なのです。





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大船渡市など気仙管内にはこういった違法行為を働く企業があまりに多い

さて、こういったごまかされることの多い時間外労働ですが、当然のように田舎である大船渡市や陸前高田市など気仙管内の企業においては、非常に多く見受けられます。

 

そもそも時間外労働に対して賃金を払っていない企業や36協定を締結していないにもかかわらず時間外労働を強いる企業もあるほどなので、必然と言えば必然なのですが、これは改善というより是正していく必要のあることでしょう。

 

頭が固く、一体何十年前の理屈で経営ごっこをしているのかと呆れるばかりの管内企業群ですが、法律は法律であり、守らなければ、それは犯罪行為です。

 

ことこの点において、頭が固いとか考えが古いとかそういったことは全く関係ありません。

 

違法行為は許されない行為です。

 

どれだけ経営者が無能だろうとも、法律は守らなければならないのです。この点において、労働者にあっては、そういった時間外労働が労働とみなされず、賃金も支払われていないという状況に直面するごとに労基署に相談すべきでしょう。

 

実際問題として、大船渡市内においては岩手缶詰、鉄建建設といった事業所において長時間労働による過労死が出ているなど、ただでさえ労働環境が悪い中で最悪のケースが出ているのです。

 

ダメなことはダメなのだと、しっかりと理解させる必要があります。

 

求人不調などがにわかに問題視される大船渡市内など気仙管内ですが、しっかりとした賃金が支払われず、働き方など労働環境や待遇面、人材活用などもろくに行われないままそういったことが叫ばれている過ぎません。

 

いわば自業自得です。

 

企業側が大きく変わる必要があるだけなんです。

ですので、労働者側もしっかりとした労働法制の知識を持ち、ダメなことはダメなのだと断罪していかなければ、被害者ばかりが出ることになるのです。

 

その結果会社が潰れたら……などと考える人もいるかもしれませんが、やはりそれは経営者側の自己責任です。しなければならないことをして潰れるならば、それは元からダメになっているだけの話です。

 

市場において無能な経営者が駆逐されるのは、おかしなことではなく、自然なことであり、健全なことです。

 

時代が刻一刻と変わり、個人の働き方や企業の雇用に対する考え方、運用方法が大きく変わっていく中で、一体何十年前のものか分からない雇用ごっこ、経営ごっこを行い、いつまで経ってもうだつの上がらない事業運営を行っているのが大船渡市内、気仙管内の現状であり、このままでは未来など既に無いのが現実です。

 

そうそうに大船渡市、気仙管内など捨てて、ちゃんとした雇用が行われる都市部の企業で仕事するのが、最も現実的ですが、それができない人も少なくないことでしょう。

 

なればこそ、ダメなことはダメなのだと毅然とした態度で、違法行為を見つけ次第、労基署に相談していく姿勢が大切です。

 

なお、これについては、ハローワークに相談しても全く意味はありません。

確かに、退職理由や転職の際の相談で、そういった事実を話す求職者は存在しますし、相談員はそれを記録しますが、それが労基署に伝えられることはありませんし、ハローワークでは対応ができません。

 

なので、何かあったら労基署に相談する。

これを徹底していくことが大切です。



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出展:合同出版

 いつものことですが、詳しいところには踏み込んでいません


労働時間にまつわる話は、実のところ相当細かく決まっていて、時間外労働や以前書いた変形時間労働制について書くにあたっては、本来もう少し具体的な内容が必要になるのですが、厚労省のガイドラインの引用部分からも感じられる通り、説明が堅くなる上に文章量が余りに多くなるため、可能な限り省いています。

 

いずれ機会があれば書くかもしれませんし、それにあたってまとめると思いますが、ご存知の通り、このブログの更新頻度は非常に少ないため、いつになるか分かったものではありません。

 

私としても可能な限り更新したいのですが、今回の更新がほとんど半月振りであることからも明らかなように、それほどブログの更新に割ける時間がないので、この点については申し訳ない限りです。

 

今後も仕事の状況に合わせ、暇ができたら更新を行うという形になると思いますので、ご了承頂けますと幸いです。

 

……何しろ、このブログの更新には思いの外時間が取られるもので。

 


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